天才ゲームクリエイター 小島秀夫の凄さまとめ

天才

『メタルギア』シリーズで知られるゲームクリエイター小島秀夫とは、一体何がそんなに凄いのか?実績や、関係者の声、創作の秘密を探ってみる。

小島秀夫の経歴・実績

代表作『メタルギア』シリーズで世界累計5000万本以上を売り上げた世界から作品を待ち焦がれられるゲームクリエイター。

2001年、『ニューズウィーク』(アメリカ版)で未来を切り開く10人に日本人で一人選ばれる。

2021年、荷物を届けることをテーマにした独創的なゲーム『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』の成果により、芸術選奨 文部科学大臣賞をメディア芸術部門で受賞。

『スーパーマリオブラザーズ』シリーズで知られる宮本茂と並ぶ、世界に評価される天才である。

小島秀夫の凄さを語る著名人の声

ここからは、小島秀夫の凄さを語る著名人の声やエピソードをまとめてみる。

星野源(ミュージシャン)

星野源は、『メタルギアソリッド』シリーズの大ファンで、小島とも数度対談している。

同じクリエイターとして、星野は小島をリスペクトしており、『創作する遺伝子』(小島秀夫)での小島との対談で、その凄さをこう語っている。

●自然と小島さんがやりたいと思うことが世の中の新しいことになっている。

●細かいアイデアも信念を持って、ゲームにして届けてくれる

伊藤計劃(小説家)

『虐殺器官』や『ハーモニー』で知られる小説家の伊藤計劃は、自身を「小島原理主義者」と自称している。

小説家としてデビューする前には、小島の『メタルギアソリッド』のノベライズ版を二次創作していた。

J・J・エイブラムス(映画監督)

『スター・ウォーズ』シリーズで知られるJ・Jエイブラムスも小島秀夫の才能を称賛する一人だ。

J・Jは、2019年『スター・ウォーズ』のプロモーションで来日した際に、コジマプロダクションを訪れ、小島と対談をしている。

J・Jは小島の『デス・ストランディング』をこう称賛している。

●デザインも音楽も唯一無二で感情を揺さぶられる

●彼の作品には特別な何かが宿っている

●小島の作品には限界に挑んで未知のものを見せてくれるのを期待してしまう

J・Jのインタビューはこちらから↓

ギレルモ・デル・トロ(映画監督)

『パシフィック・リム』『シェイプ・オブ・ウォーター』など大ヒット作で知られる映画監督のギレルモ・デル・トロも小島の熱烈なファンだ。

デル・トロは、かつて小島とともに同じチームでホラーゲーム『サイレントヒル』の製作に携わっていたこともある。

デル・トロは『メタルギアソリッド』(1997年)の第4の壁を破る「サイコ・マンティス」のシーンをどれだけ楽しんだかをメディアに語っている。そして、そのシーンで小島への賞賛が確実なものになったと続けている。

デル・トロ:これで彼に対するわたしの賞賛は、明確なものになったのです

WIRED (https://wired.jp/2016/02/20/guillermo-del-toro-hideo-kojima/)

ミュージシャンから世界的映画監督まで、あらゆるクリエイターに影響を与えている正にクリエイターズ・クリエイターであることがわかりますね。

小島秀夫の創作論

ここからは、そんな小島秀夫の創作論について、まとめてみる。

24時間、夢想しているからアイデアには困らない

小島は、日常生活でずっと夢想している状態だと言う。

会話をしている時も人の話をちゃんと聞いていないことも多く、実生活では、とんでもない人間だと言われることが多いと言う。

そんな小島は、良いアイデアが生まれる瞬間についてこう語っている。

小島:例えば、歩いているときなど、一定のリズムで体と心の鼓動がひとつになったような瞬間は良いアイデアが出やすい気がします。普段の生活の中で自然とアイデアが出てくるというか。

ねとらぼアンサー(https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2302/22/news005.html)

常に考え続けている小島だからこそ、自然とアイデアが出てくる瞬間があるのでしょう。

右脳と左脳で同時に考える

小島は右脳と左脳で同時に作品をつくっていくと語っている。

●右脳で直感的にストーリーテリング、キャラクター、ディテール

●左脳で緻密に理屈を組み立てる

2つの作業を同時に行い、最終的にひとつにまとめて出力するというのが作品の作り方だと言う。

クリエイターはプロデュースまで自分でやるべき

小島は、作品の宣伝やプロデュースまで自分で行うスタイルを好んでいる。親交のあるハリウッドの映画監督たちには、「必ずプロデュースまで自分でやれ」と進言している。

小島はその理由を、企画意図をちゃんと理解してくれるプロデューサーに出会えることは稀だからだと答えている。

プロデュースまで自分で行っているクリエイターとしては、他に『エヴァンゲリオンシリーズ』で知られる庵野秀明監督ぐらいしか思い当たりませんね。

まとめ

小島秀夫の凄さを調べると、下記のようなことがわかりました。

●『メタルギア』シリーズで世界累計5000万本以上を売り上げた

●星野源や『スター・ウォーズ』シリーズ、で知られるJJエイブラムスなど錚々たるメンバーが小島のことを絶賛

●新しいアイデアのために、日常生活では人の話を聞かずに夢想している

●右脳と左脳を同時に使って作品をつくっていく

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